タロットカード大アルカナ
18番目の月(The Moon)の意味について書いていきます。
月は曖昧とか不安定さを表します。悲観やモヤモヤした半端な状態を表します。
良くない方向に行ってしまう一歩手前になります。
このカードが出てきたときは考えや方向性について再度見直してみるのもよいでしょう。
タロット月(The Moon)の意味について
正位置では、先が分からない状態から生まれる心の雑草とか、悲観する思いについて高まっていく道のりを意味します。
逆位置では、前が見えてくる状況に変化していくことや、安定的になっていける過程を示しております。
怖がらずに時分が信じた道を歩みましょう。
現状について変化させていくのは大変になります。
何かしらの力が出てくることにより、変化を強要されたとしても、変化が本当にあっているのかは進んでからでないとわからないこともあります。
月明かりの中で暗くほそかった道も、明けない夜はありません。明けることでしっかりと見えて来ます。
現状を変えていくことが本当の活路へ導きます。
出てくるであろう場面は何かのメッセージとして届いてくるのですが、その暗示に判断できるかどうかが鍵となってきます。
塔のカードで人々はバラバラになってしまうことに対しての恐れをいだいて、天に届くような塔を作りました。
快適領域に留まろうともくろんだからであります。
神様はその行為に対しての警告を出しました。
我々は心地が良い場所で安住することは堕落していってしまうのです。
人々はそれぞれなにかしややるべき事がありますが、その場所がゆるい環境であるときはそこから出て行く必要があります。
月は希望に対しての不安でもあります。
そこを信じることで進んで行く必要があります。
月がもやっと光っています。
月の雰囲気はなんとなく沈みがちに見えます。
月というのは満ちかけを繰りかえしてきて、段々と姿について変えていくことをします。
月に向かい犬と狼が叫んでおり、池からザリガニが飛び出しております。
月は安定していない状況や、変わっていくさまを表します。
・月→半分は影に、顔はどよーんとしています。安定していない事を示しています。
・青空→我々の環境が動くことを意味してます。
・犬と狼→月が悩んでいる原因です。
・池→私たちがもっている意識です。
・ザリガニ→水からでるのは無意識より抜けて、不安について表にたつ象徴を示します。
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月の絵の解説について
月のしたからザリガニがあがっています。
狼と犬は火の恐怖から天に向かって吠えています。
ザリガニは這い上がろうとしています。
ザリガニで湖にいることで居心地がとても良かったと感じているでしょう。
そしてザリガニというのは臆病な生き物であります。
鬼火をみて恐れてしまうことで湖の中にいることを選択するはずです。
しかしながらなんであえて湖から這い上がってこようとしているのでしょうか。
それは光を鬼火と思っていないで塔にきている神さまからの光と思ったからであります。
このまま安住した場所にいるということは逆にリスクとなります。
様々なところに対して出向いていく必要があるということを示しています。
光は遠くの山へと流れております。
そこの地点を目指していくために湖からよじ登ってきました。
ヨーロッパの地域では狼というのは死への対象となっていました。
古代エジプトでは犬が死を表しています。
もしそのままいたら狼と犬の餌になってしまいます。
狼と犬は光について鬼火と認識しており、恐怖を覚えて吠えまくっています。
ザリガニにとって好都合です。
彼らが、吠え続けている時に門までの道をたどっていく必要があります。
心地の良かった湖から遠くの門まで歩んでいくのは中々の試練となります。
しかしながら門というのは一種の敷居だとか区切りを示しています。
門を超えていくことで勇気をもって一皮むけていくのです。
光が見えている山への一本の道。
金色できらびやかな道ですが、
ザリガニはその背の低さゆえ道が見えていないようです。
なので輝きがあることもしりませんが、
そんな中でも光がある方向に向かっていきます。
天に上るのは太陽にも月にも見えます。
山の向こう側には太陽が見えています。
その土地は温かく良い土壌となります。
あなたはその場所を目指して歩んでいくのです。
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