今回はタロットカードの歴史について書いていきます。
タロットカードの歴史については様々な説があります。
エジプト、ユダヤ、インドなどがあるのですが文献的な証拠があるというわけでは無いようで明確な証拠がないというのが実際のところです。
アントワーヌ・クール・ド・ジェブランによるエジプト起源説が有力
フランスの著作家ジュブランによりますと、タロットカードの原型は古代エジプトの教義書をカードに置き換えたものを指しているそうです。
競技とは
TAROTのTARは古代エジプトで道という意味を示し、ROは王を意味します。
2つを組み合わせると王の道ということで、昔の王様もタロットカードを使って国内の政治活動等をしていたかもしれません。
その後タロットカードは本業の占いはもちろん遊び道具としてもヨーロッパの各地に広まりました。
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タロットカードとマルセイユ版、ウェイト版について
タロットカードがゲーム用のカードとしてヨーロッパで愛用されるようになってからの話について。
マルセイユ(フランス)の都市では大量に生産されてそれにちなんでマルセイユ版として広がっていきました。
イギリスでは20世紀のはじめ頃魔術師アーサー・エドワード・ウェイトが創作したウェイト版が誕生していきます。
このことにより次第に神秘的(オカルト的)な要素が増えていきます。
ウィキペディアより引用
隠秘学、秘教、魔術に関する多数の著書を執筆した文筆家。ウェイト版タロットの制作者として著名。隠秘学結社「黄金の夜明け団」等に所属していたが、儀式魔術からは距離を置いていた。
タロットカードには謎が多いのですが、それが逆に神秘的な魅力を放っていると言っても良いでしょう。
ザクッと概要だけお伝えしました。
タロットカード歴史の本について
詳しくは「タロット大全―歴史から図像まで」を参照ください。