初夢といえば、必ずと言っても誰かが言い出すのが初夢の一富士(いちふじ)二鷹(にたか)三茄子(さんなすび)の3つのシンボルです。見た順番に縁起がよいというこの言葉は深い意味は知らなくても誰もが一度は耳にしたことがある言葉だと思いますがどのような形出てきたのかを書いていきます。
一富士(いちふじ)二鷹(にたか)三茄子(さんなすび)の語源について
この言葉については江戸時代の初期にでてきたという説が大きいです。
私自身が地元が静岡ということもありまして、
幼いころから富士山に馴染んできましたが、富士山というのは神様が住むとされ、朝起きるとよく富士山の方向に手を合わせたというのを記憶に覚えています。
神聖な霊峰として祀る宗教があったという話も聞いたことがあります。
調べていくとこの宗教は「富士講」といい、江戸時代後期にかけて超巨大化していきました。
具体的内容としては、
富士山を崇拝する人たちの組織。
浅間講ともいう。→浅間神社のホームページに説明有り
富士山へ登ることによって修行をすること自体を目的としている。
講員は先達,行者に統率され,
白衣を着ていて鈴を振り,般若心経などを唱えながら,祈願していく。
言葉の由来としては、富士講組織の一部である駒込富士神社といところにあり、
当時において鷹狩りの鷹を訓練場所があったこと。
この地において「駒込茄子」が名産品だったこと。
この3つから来ているようです。
富士神社参考:東京大学の地に富士浅間社を勧請したのが始まりとなっていく。
寛永5年(1628)浅間社を現在地に移すということにしてきた、
拝殿については、江戸期の富士信仰についての拠点の一つとなりました。
一富士(いちふじ)二鷹(にたか)三茄子(さんなすび)の各夢占いの意味
ではこの三つというのはどのような意味を持つのかを調べてみました。
江戸時代の人々にとってこの三つが先に説明した通りですが、今の時代から見た時にどのような形になるのかという事を調べていきます。
それぞれ3つの吉夢について
【富士山】人生の目標。願望。到達点。日本人。神聖。神。
登っていたら諦めない心。
山自体が吉夢になります。
【鷹】支配力、攻撃力、高貴さのシンボル。男性的なエネルギー、力強さ。
鷹を仕留める→幸運。財運
鷹が空高く飛ぶ→開運、地位名誉、立身。
【茄子】基本的欲求。物質的満足。
実っている→豊穣。子宝。
新鮮な茄子を見る→昇進とか結婚ごと
美味しい茄子を食べる→健康運とか肉体的なエネルギーの向上
共通していることとは豊かさとか、向上心などといえます。
過去の時代にも、鷹はこれから上に上り詰めていく事の印だったり、
茄子は子孫繁栄などということで、これは現代同様に解釈することができます。
キャリアアップや子供がそろそろ欲しいと感じていた人にとっては、
嬉しいと感じている吉兆となります。
初夢にこのシンボルがでてきたら、新年そうそうからの、
おめでたいと思えるサインになってきます。
他にも夢として出てくることによって吉夢について調べてみました。
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【縁起の良いシンボルの例】
白い動物。翼のある動物。階段を駆け上がる。歩いて行く。手が出てくる。
豪華な門。晴天の早朝。星。天の川。日の出。虹。美しいと感じる洋服。立派な柱など
たくさんありますが、共通点として美しいと感じたり、元気を感じるイメージもありますが。
中には怖い夢でも吉夢となるものがあります。
夢より目覚めた時に気分がよいものになります。
夢を見ない人のところでも書きましたが、目覚めが良いときの夢というのは吉夢となることが多いです。
夢に登場する物については単体で現れるという事はほぼありません。
何がどのような形ででてきたのかも記録しておくと面白いです。
簡単に吉夢だとわかるのは明るいストーリーだとか、鮮やかさがでてきたりだとか、
ポジティブな印象についてでてくるということがあげられます。
そこから物語性とかドラマチックな内容が発生した場合に、さらに多くの特性を意味として感じ取ることができるのです。
さらに富士山の意味について
富士山の夢は、先にあげたとおりほぼ吉兆です。
そんな中でも、山の夢というのはその状況しだいによって色々な意味を考える事が出来ます。より正確さを求めていくためには、夢の中の状態について調べていく必要があります。
山はどんな形ででてきたのか、
自分が登りに出かけたのか、遊びに行ったのか、
それは春夏秋冬いつだったか。
冬だったら雪があったか。
誰か人や動物がでてきたか。
その場で何か行ったか。
個々に出てきた内容について一つずつ調べて、夢で出てきた内容と比べていくと、
単純な形で、吉夢か凶夢かという判断ではなくて少し先の未来について、細かく情報を受け取っていく事が可能になります。
初夢についてはこちらからも
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