タロットカード大アルカナ
5番目のカード法王The Hierophantについて書いていきたいと思います。方法の対応12宮は牡牛座ということになります。愛すべき妻と子供のために模範性が強くなって冒険を好まなかったりとか、保守的でかつ堅実的な姿勢とか女性性にも似た包容力を表していくことができます。
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法王の意味について
法王のカードは女帝に引き続き、優しさや包容について意味しています。
そのために受け入れることができる心の広さを意味しています。
大きな視野を持つことで、人間関係を大切にすることが出来ます。
人の意見に対してしっかりと耳を傾けることができる大切さを表してくれるカードになります。
どんなことをするにしても、ゆったりとした落ちつきを持ち考えることで視野を広くみる事ができます。
人とのつながりと、豊かな余裕と優しさを表しているカードです。
正位置では、広く取ることができる視点と豊かな精神状態から良い方向性を意味します。
逆位置では、視野が鈍ることにより、心に余裕が持てないことから沸き起こってしまい狭い視野を意味します。
日本人の多くは宗教に対して熱心ではなく、懐疑的な人が多いかと思われます。
閉鎖的に思えること、価値観を強要されてしまうことへの恐怖に対して思ってしまう可能性があります。
そんななかでもこれだけ神社やお寺があるということで宗教(仏教は)、何か困った時、教えや、導いてくれるものと道徳的にとらえられているのです。
法王は信者に神につかえるように、人が神の国に入っていけるように教典に従い教えていきます。
しかしながら時には注意も必要となってきます。
信者からシンパされている教祖様は、時として自分が神の化身だと思ってしまい、我々を間違った道へいざなってしまうことも0ではありません。
法王とは何を教えるか、どんな立場でいるのか、自分をどう評価したらよのかということを教えてくれます。
法王は「司祭長」ともいいます。
法王は、天の教えを地に下ろすつなぎ役、伝言役的な存在になります。
皇帝というのは社会の権威の象徴ですが、法王は精神的な権威の象徴になってきます。
・頭にある三重冠と左手の三重十字架杖・・・キリスト教でいうところの三位一体(父と子と精霊)ということを意味します。
・法王の赤色のローブ→キリストが流した血と同じと言われています。
・足元の鍵のクロス→宗教や教祖的な権威について表します。
法王の絵の解説
カードの真ん中に法皇が座っています。
法王の足元にバラとユリの祭服を着た二人の修道士がひざまずきます。
法王は、頭には三重の冠と、左手には三重の十字架杖を持って堂々としています。
右手は2本の指を交差させており、残り2本の指を下げています。
足元は交差している鍵の絵が書いてあります。
法王は赤いローブを着ていて表情はとても穏やかそうです。
法王は神の意見を聞いて、堂々とした雰囲気で修道士に教えを説いています。
法王は二本の柱の中に座っており、その後ろは神の世界とつながっています。
目の前においてある鍵ですが。
神の世界への扉を開けるために必要なものになります。
この鍵を使うことができる人だけが、扉を開けることにより、神の世界に行くことができると
方法は無言で伝えているのです。
いつの日かあなたは鍵を使える可能性を信じていますが、
今は恐れ多い状況で近づくことは出来ません。
壇上に方法を見上げ、熱心に純粋に説教を聞いているのです。
しかしながら本当に法王という存在だけが、
神に近い場所にいて、彼だけが鍵を使う権利があるのでしょうか。
法王は信者よりも数倍の大きさで描かれています。
あなたから見ると彼は非常に巨大で大きな存在であります。
しかし彼はあなたが望んでいる神の世界へと通じる扉の前にずーんとたちはばかります。
あなたは非常に熱心に聞いて十分な忠誠心と扉を開くための素質はありますが、法王を前にして動くことが出来ないという理論です。
もしかしたらあなたは法王を神様そのものだと勘違いしている可能性もあります。
他のカードをよく見ていただけるとわかりますが、顔がのっぺりしています。お面のようなツルッとした雰囲気であります。
もしかしたら彼の素顔はペルソナ(仮面)となっており本当の素顔は見せていないのかもしれません。
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参考 大アルカナカードについて
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