タロットカード大アルカナ番号2Ⅱのカード女教皇(英語表記: The High Priestess)について書いていきたいと思います。女性としての象徴を表しています。個人の感情や。感受性、精神構造の潜在的や本能的な部分をつかさどっている形になります。古代より女性の力は魔術的な力を担うとされてきたという歴史もあります。
女教皇の参考記事はこちらからも
女教皇の意味について
女教皇のカードは豊かな心や、穏やかな心理状況などを意味しています。
落ち着く状況や感覚、知識や精神性について示しているカードになります。
混乱やもやもやした状況が晴れて次の道が見えるという意味でもあります。
高い安心感や落ち着きについて意味を持っているものになります。
精神面でとても頼りになる良いカードですね。
正位置では、自分の直感や感覚に従うことで良い結果が出ることを暗示しています。
不透明な今から未来が見えてくる過程を意味します。
逆位置では、将来への躊躇と自信の欠乏が不安定な状況を作ってしまう過程を意味します。
さて学ぶことは非常に尊く、ためになることであります。
しかし我々は何のために学び行きていくのでしょう?
地位や名誉のため?
人間関係を良好にするため?
もちろん自分自身の知的好奇心のためという答えもありますが自己満足な状況には変わりません。
せっかく地道に学んできたことは、現状ITが発達した世の中であれば容易に発信して役立てることも可能です。
学んだものを日常生きている場所で活かすことが出来て、初めて学びは行きてきます。
人々は新しい知識を得るという知識欲はとても気持ちが良いものですが、学びの原点となる根拠を忘れてしまいがちになります。
女司祭長は一言で言うと教会のお偉いさんです。
女司祭長はの教えは、自分の知的好奇心を満たすためだけではなく、
世のため人のためになることに対して、今まで学んできたことをアウトプットしていく仕事が必要になりますよと伝えています。
2という数字はバランスを表します。
このカードが意味するのは 知性 対 感情、試練 対 愛など均衡したバランスが描かれています。
このカードは女教皇とも呼ばれています。
女教皇ヨハンナがそのモデルと言われています。
ただ、キリスト教には女性の司祭は伝統的には存在していないことになっているようです。
絵の解説
女司祭長は二本の柱と柱の中で腰を掛けております。
胸は聖なる十字架つけていて、
手に律法(モーセ五書)のTORAを持っています。
長という高い位を持ちつつ学び続けるあなたは学びは、常に向上と謙虚さの気持ちから生まれるものです。
胸に付けている十字架は
勉強する事は、自己の好奇心を満たすものだけでなく、多くの人がよい国を作るため自らに課せられたもの。
という高い気持ちの表れになっているのです。
魔術師が他人に対して多くの利益をもたらしてくれるように、あなたの学習内容についてもまた誰かの役に立っていくのです。
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女教皇の絵の解説
左右には二本の柱があり、幕があります。
この柱の意味するところは、現在と未来の境目です。
足元にある月と波が立っている衣装はこれから発生する変化に対しての、始まりとなるものになります。
ただ、まだ背後に何が待っているのかは知りません。
あるいはあえて見ないような対応をしているかもしれません。
幕の先というのは、未来のことなのですが、不安を感じることもあるでしょう。
そんな中でも、知性や賢明さをもって対応して新しい場所に出会い、広めていけるでしょう。
あなたが所有している本にひっそりと回答が書いてあったりします。
胸の十字架と頭にある玉冠からは固く強固な信念が見えてきます。
お守りがあり、これを持っていれば私は大丈夫だといえるものです。
どんな試練があっても(黒のBボアズ柱)があっても、
神の愛として(白のJヤキンの柱)あると自らに確信しているのです。
あなたはまだ気がつくことができないかもしれません。
もしくは不安になることもあるかもしれませんが。
知性と賢さで神に近い世界によることもできますし、豊かな心と愛情で女帝としてもふるまえるのです。
女教皇のカードの背景は青い空色になります。
女教皇のバックにはザクロとナツメヤシ。
その後ろには豊かな湖。
女教皇の両手には「TORA」と書かれている巻物を手に持っています。
女教皇のタロットの左右には、黒(ボアズ)と白(ヤキン)が配置されています。
魔術師が1でここから始まるという能動的、男性的なエネルギーの内容でしたが、
この女教皇2という数字は受動的、受け身の女性的なエネルギーを意味します。
青い背景→これから始まっていく徐々な変化についての表れです。
女教皇の後ろのザクロ:女性性を表します。
女教皇の後ろの海→穏やかになれる状況を表します。
女教皇の十字架、月を象った冠:
彼女が聖職かつ高い地位にあることを意味しています。
女教皇の青いローブ→聖母マリアという考えがあります。
女教皇の足元にある三日月と冠の満月→月の満ち欠けを意味します。
女教皇の持っている本→秘伝の書であります。普通の人はこれを見ることは出来ません。
女教皇の左右にある柱。→この世の2つある対局の事項を表しています(陰と陽、男と女、月と太陽など)
女教皇は賢そうな表情をして、真っ直ぐこちらに視線を向けています。
周囲には人はおりません。そのため自ら何かを発するというわけではないです。
静かに神や天からの啓示を待っているような感じを受けます。
女教皇は高い直感と心の声を聞けるのです。そのため、とても鋭い感覚をもつ人物なのですね。
そして、難解な秘儀の書を読解することができる、大変魅力的で賢い人でもあります。
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