1月13日生まれの人は、『安定と上昇を求める人』
1月13日生まれの人は高い社会的地位によって安定を得ようと努力します。もちろん、もともと裕福な家に生まれる人もいますが、たいていは出世、権力、安定、権威などを手に入れるため、生涯を費やします。いったん高い地位を手に入れたら、低い地位に逆戻りすることはまずありません。貧困からのしあがった場合、自分の貧しい過去を嫌います。経済的には中流から上流に属しているときが最も満足感をおぼえます。徹底してこだわるのは、裕福になること、大金持ちになること、満足すること、安心感を得ることだけです。
上昇志向というテーマは、この日に生まれた人にとって一種の哲学ともいえます。広く深いレベルでの自己改善にこだわり、じぶんばかりか家族や友人まで教育し、啓発するとともに知識を与えようとします。もち前のすぐれた記憶緑や楽天主義もこれに一役買っているようです。
一方、大きな不安も抱えています。つねに自分を向上させようとするため、どんなときにも自分に満足できない場合があるのです。その結果、あらゆる面で自分が正しいと主張することによって自分を納得させ、自分の弱さや失敗をなかなか認められなくなってしまうことがあります。これは、自分が完璧だと信じているというよりは、判断力のなさや無知を認めることが自分をおとしめるように感じられ、受け入れられないためです。誰よりも誇り高いので、他人よりも低い地位に甘んじるのが大嫌い。それが高じて強迫観念になってしまうことさえあります。
以上のことから、自分の本来の能力や成功について非現実的になってしまう恐れがあります。他人の意見にあまり耳を貸そうとしない為、ますます自分の判断に頼るようになり、しまいには外部の意見をまったく受けつけなくなることもあるでしょう。こうなると当然ながら孤立しがちになり、友人も減ってしまいます。
反対に進んで自分の世界を他人と共有するようにすれば、尽きることない楽天主義が周囲にも広まって、「毎日がパーティーのような人生」を送ります。自分の考えにこだわって頑固なところがありますが、けっして退屈な人ではありません。
思いやりや寛大さをつねに失わないように努力しましょう。気軽にギブ・アンド・テイクができるということは、とくに後年になってからは健全な精神を示す大切なパロメーターになります。無条件に与え、気がねなく何かを受け取れるようになることはとても重要です。何よりも自分の本質や人間としての原点をけっして忘れないようにしてください。
1月13日生まれの人のナンバーと惑星
13日生まれの人は、ナンバー4(1+3=4)と天王星に支配されています。天王星は気まぐれで激しやすい性質をもっています。天王星と土星(山羊座を支配)の組み合わせは、1月13日生まれの人に秘密主義、慎重、ときには気性の激しさを与えます。ナンバー4は反抗、独特の信念、規則を変えようとする願望をあらわします。ところが1月13日生まれの人は自分が権力の座を手に入れると、今度は自分なりの規則に対する盲従を強いることもあります。13は不吉な数字だとされていますが、正しくは強い力をもった数字というべきでしょう。人がその力を賢く使えばよし。そうでなければ破滅してしまいます。
タロット
13日の大アルカナ・カードは死神。けれども、死神のイメージでこのカードを解釈することはめったにありません。このカードは自分の限界を超えて成長してゆくため過去に別れを告げることを意味しています。このカードとナンバー4は、1月13日生まれの人に、失望、幻滅、悲観論、憂鬱に陥らないよう警告しているのです。
1月13日生まれの人の健康について
後年は自分の健康に対して神経質になりすぎるかもしれません。肉体的なトラブルを大げさに考えすぎて担当医を盲信したり、少なくとも過大な期待を抱くようになりそうです。年をとるにつれて関節のトラブルが多くなるでしょう。激しい運動は柔軟性を保つためにおすすめですが、度を過ごして体をこわさないように注意。食事については少量を1日数回にわけてとるのがベスト。野菜のほか、新鮮な食材を取りいれることが活力と長寿の秘訣。
1月13日生まれの人へのアドバイス
100パーセントの安定などありえません。たえず成長し、学びつづけましょう。思い切って挑戦し、自ら道を閉ざさないように。疑心暗鬼にならないよう注意、お金がすべてではありません。
瞑想のことば
狂った人にとっては正気は狂気。
1月13日生まれの有名人
ホレーショー・アルジャー(児童文学作家。アメリカン・ドリームを体現する成功物語を書く)
ゲオルギー・グルジェフ(哲学者。神秘主義者)
ソフィー・タッカー(シンガー。<ザ・ラスト・オブ・ザ・レッドホット・ママス>とあだ名される)
ジョン・J.パーシング(第1次世界大戦時のアメリカの海外派遣軍総司令官)
アナ・メイ・ウォン(中国人映画女優の第1号)
トム・ゴラ(バスケットボール選手)
レヴ・クレショフ(ソ連の映画理論家。監督)
エドマンド・ホワイト(アメリカの作家。ゲイ小説。「ある少年の物語」「美しい部屋は空っぽ」)
ジョー・バス(ジャズ・ギタリスト)
マイケル・ボンド(児童文学作家。「くまのパディントン」の生みの親)
W. H.チェイニー(占星術師)
ミニー・ティボルト(神秘主義者)
リチャード・アディンセル(作曲家)
オリン・C.ウィルソン(天文学者)
狩野永徳(画家)
相米慎二(映画監督)
伊藤蘭(女優。歌手。「キャンディーズ」のメンバー)
森雅之(俳優。「羅生門」「浮雲」)
1月13日生まれの人の長所
目標を立てて努力する
誇り高い
自立している
1月13日生まれの人の短所
衝動にかられやすい
臆病
孤立しがち